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【セサミクレジット】信用スコア社会について解説する

【セサミクレジット】信用スコア社会について解説する
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よしたけ
よしたけ

今後、信用スコア社会が到来すると言われております。

今回は、中国の『セサミクレジット』の解説から日本ではどんな未来になるのか紹介していきます。

『セサミクレジット』とは??

 

よしたけ
よしたけ
中国圏では、スマホ決済をはじめとしたキャッシュレス決済が主流になっております。
きんえもん
きんえもん
アメリカのクレジットスコアでは、信用情報機関がクレジットカードユーザーの返済履歴を点数化して、ランク化してるぞ!

この信用情報を元に、金融機関はランクの高い人ほどお金を借りやすくなったり、その金利が低くなったりします。

当然ですが、支払い能力、返済能力が高い人を優遇するためにこれまでの情報を有効に活用しています。

中国でもスマホ決済が普及した際に、同様に信用情報を取り入れようとしました。

2015年にアリペイでは「セサミクレジット」という独自の信用スコア社会を形成しました。

セサミクレジットは英語読みで、中国では「芝麻信用(ゴマ信用)」と呼ばれております。

セサミクレジットでは、それだけでなく

  • 個人情報
  • 買い物履歴からの趣味嗜好
  • 返済能力
  • SNSなどの交流関係

などを「AI(人工知能)」を使って点数化したのです。

アメリカのクレジットスコアだけでなく、個人情報なども合算して数値化しているのです。

今では「Facebook・Twitter」などSNSは強力なビッグデータです。

きんえもん
きんえもん
中国では「WeChatPay」!

中国では「Alipay(アリペイ)」を使ってスマホ決済を行うことで自動的に信用情報に紐づけされるぞ!

個人情報が詰まったデータの蓄積とスマホ決済などによるクレジットスコアを合算して、個人が格付けされる時代になりました。

そのため、中国ではセサミクレジットの数値、個人の信用を少しでもよくしようとしています。

中国のセサミクレジット、5つの項目

【セサミクレジット】信用スコア社会について解説する
  1. 個人情報の基礎:年齢・学歴・職歴
  2. 返済能力:
  3. 返済履歴情報
  4. 人脈:リアル・SNSなど
  5. 趣味嗜好・日常の行動
よしたけ
よしたけ

上記の5項目でそれぞれ点数がつきます。

上記の点数を合計して『セサミクレジット』になります。

ランクは5段階で評価される

  • 劣る:350~549
  • 普通:550~599
  • 良好:600~699
  • 優秀:650~699
  • 最優秀:700~950

で評価されます。

ユーザーは毎月自分の点数を確認することができます。

点数が高く、評価が高いほど信用があると判断され、様々な特典があります。

  • キャッシングの限度額が上がる
  • 利率が下がる
  • ローンの融資が待遇される
  • 賃貸住宅の敷金が不要になる

など様々な恩恵を受けることができます。

逆に過去に返済が滞ったり、犯罪歴やSNSで反社会的な発言でその逆になります。

セサミクレジット(信用情報)をあげるには?

  • 税金・家賃などを滞納することなく支払う
  • 個人情報の提供
  • 収入が多い
  • 信用の高い友人が多いこと

などでセサミクレジットの点数は高くなります。

かつてのアメリカでは、クレジットカードによる返済能力や利用額などによって評価されてました。

よしたけ
よしたけ
日本にもクレジットカードの返済が滞ったりすると、ブラックリスト入りなんてのもありますよね。

現代では、SNSなど個人情報も収集してすべてをトータルで評価するようになってます。

真っ当に生きるほど評価は高くなりますが、同時に監視社会ともいえるでしょう。

【Jスコア】日本ではどうなる?

日本では、2017年から「Jスコア」というものが始まりました。

これも先に紹介した