今回は、中国のスマホ決済アプリである「アリペイ・WeChatペイ」を導入するメリットを紹介していきます。
アリペイ・WeChatペイとは?
中国で最もメジャーなスマホ決済アプリのふたつになります。
ふたつでキャッシュレス決済先進国の中国で、シェア率は90%を超えております。
アリペイのユーザーは約8億人にも上ります。
中国がキャッシュレス決済先進国になった秘密は以下の記事にまとめております。
日本人が使うメリットってあるの?
2019年現在、日本人があえて「アリペイ・WeChatペイ」を使うメリットはほとんどありません。
中国圏の海外に行くときには非常に便利だと思いますが、日本国内の買い物には向いておりません。
しかし、年々増え続ける中国人観光客に対して、お店側は決済できるシステムを準備しておく必要があります。
アリペイ・WeChatペイを導入するメリット
年々増加する中国人観光客への対応可能
年々増加する中国人観光客の利便性があがります。
毎年のように右肩上がりで中国からの観光客は増えており、「爆買い」に象徴されるように非常に多くのお金を落としてくれます。
2020年東京オリンピックが行われることに際して、さらなる外国からの観光客が激増することが見込まれます。
確実に海外からのお客様に対応できるよう会計システムを対応しておく必要があります。
中国人観光客相手でもお会計がスムーズになる
中国をはじめとして、世界ではすでにキャッシュレス決済・スマホ決済が当たり前になっております。
日本に来て、いちいちお金を両替したり、会計時に言葉が通じなかったりするのは、お店側も消費者側もデメリットしかありません。
しかし、スマホひとつでお会計を行うことができれば、それはメリットしかありません。
会計時のストレスと時間短縮につながられば、お店側もその分別のサービスに時間を割くことができるようになります。
会計作業が楽になる
店舗経営者であれば、1日の最後に現金の計算をすると思いますが、スマホ決済に対応していれば、アプリ上から簡単に売り上げを把握することができます。
また数える現金の量自体も減るはずなので、会計作業の時間が大幅に短縮できます。
お店側のアリペイ・WeChatペイの導入条件
- 導入費用:無料
- 決済手数料:1.5~3.5%
- 加盟店手数料:決済代行会社により異なる
- 導入費用:無料
- 決済手数料:1.5~3.5%
- 加盟店手数料:決済代行会社により異なる
どちらも導入コストはかかりませんが、決済手数料などは数%取られる形になります。
来客が見込まれるお店の場合であれば、それ以上に現場の時間短縮のためにも導入することをお勧めします。
決済代行会社であれば、だいたいどちらの決済にも対応していると思います。