- 1万円札:渋沢栄一・裏面:東京駅丸の内駅舎
- 5千円札:津田梅子・裏面:藤の花
- 千円札:北里柴三郎・裏面:葛飾北斎の富嶽三十六計
- 新紙幣の発行は2024年を目安に準備
- 500円硬貨も変更
2019年4月1日、新元号「令和|れいわ」が発表されましたね。
それから数日後、今度は紙幣も新しくなることが発表されました。
- 新紙幣がどんな人物になるのか?
- またいつから紙幣が発行されるのか?
- 旧紙幣の歴史
などについて紹介していきます。
新紙幣のデザインは?東京駅も
新紙幣スポイラー pic.twitter.com/g0i62g1Ce4
— 開封大好き〜時々アリーナ配信 (@Human_Monk) 2019年4月9日
1万円札の裏側には、東京駅が描かれております。
- 偽造防止のため、3Dホログラムで最先端の偽造防止技術搭載
- 数字のデザインも外国人でもわかるようにシンプルに変更
新紙幣はいつから発行されるの?
新紙幣が発行されるのは約5年後の、2024年上半期に発行できるよう言われております。
つまり元号が「令和」の発表と重なったのはうれしいですね。
新紙幣に描かれる人物はどんな人?
1万円札
- 表面:渋沢栄一
- 裏面:東京駅丸の内駅舎
5千円札
- 表面:津田梅子
- 裏面:藤の花
千円札
- 表面:北里柴三郎
- 裏面:葛飾北斎の富嶽三十六計
【新紙幣】「全員知らないw」2024年めどに1万円が渋沢栄一、5000円が津田梅子、1000円が北里柴三郎に刷新!500円玉も刷新!2000円札は・・・「戦国武将がよかった」との声も https://t.co/gGCUvnp1nR pic.twitter.com/H0DdfZvYk6
— ゲームかなー (@gamekana) 2019年4月8日
【新1万円札】渋沢栄一:近代日本経済の父
渋沢栄一(しぶさわえいいち):1840~1931年
大蔵省の一員として、新しい国づくりに関わります。
大蔵省を辞職後は、日本で初めての銀行を開業します。
その後も企業の創設などに力を注ぎ、およそ500もの企業に貢献しました。
[itemlink post_id=”721″]
【新5千円札】津田梅子:女子教育の先駆者
津田梅子(つだうめこ):1864~1929年
日本における女性の地位向上と教育に生涯をささげ、奨学金や津田塾大学の創設に関わりました。
[itemlink post_id=”720″]
【新1000円札】北里柴三郎:近代日本医学の父
北里柴三郎(きたさとしばさぶろう):1853~1931年
ドイツに留学後、破傷風の治療を確立するなど近代医学の父と呼ばれています。
[itemlink post_id=”722″]
麻生財務相による発表
なぜ新しいデザインの紙幣に変わるのか?
そもそも紙幣は偽造防止のために、10年~20年をめどにデザインを変更することが通例になっております。
そのため、前回変更があったのは2004年であったため、20年後の2024年をめどに変更されます。
500円硬貨も変更予定
地味に500円玉も新しくなるのねhttps://t.co/O5C0nHVTUE pic.twitter.com/ZScBm0UfhO
— (@lailogue) 2019年4月9日
また500円硬貨も、新元号「令和|れいわ」が刻まれたものを発行後、新しいデザインの硬貨になる予定です。
新しい硬貨は複数のデザインを用いた「2色からなる」ものを検討しているそうです。
これは、「バイカラー・クラッド貨幣」を呼ばれるもので、1ユーロや2ユーロなどの硬貨に使用されております。
複数の金属を使うことで、高度な技術が必要になり、偽造防止に効果的です。
旧紙幣の歴史について
前回、紙幣のデザインが変更されたのは、「2004年」になります。
当時の日本銀行は普段より3時間早く窓口を開けて、午前6時から新札が各地に出発しました。
各地の銀行では早朝から新札を求める人が集まりました。
デパートやスーパーなどで新札グッズが発売されたり、盛り上がりました。
過去に発行されたお札
1957年以降
- 1万円札:聖徳太子(1958年~1986年)
- 5千円札:聖徳太子(1957年~1986年)
- 千円札:伊藤博文(1963年~1986年)
1984年(昭和59年)に発行
- 1万円札:福沢諭吉(1984年~2007年)
- 5千円札:新渡戸稲造(1984年~2007年)
- 千円札:夏目漱石(1984年~2007年)
2004年以降
- 1万円札:福沢諭吉(2004年~)
- 5千円札:樋口一葉(2004年~)
- 千円札:野口英世(2004年~)
こんな感じで過去、お札の人物は変化してきております。
福沢諭吉先生は2回連続で採用されており、1万円札=福沢諭吉のイメージは非常に根強いですね。
まとめ
- 1万円札:渋沢栄一・裏面:東京駅丸の内駅舎
- 5千円札:津田梅子・裏面:藤の花
- 千円札:北里柴三郎・裏面:葛飾北斎の富嶽三十六計
- 新紙幣の発行は2024年を目安に準備
- 500円硬貨も変更
2019年、新元号「令和|れいわ」の始まりと共に紙幣も切り替わるので、気分が大きく変わりそうですね。
また日本政府は、キャッシュレス社会を促進しているため、現物の紙幣そのものも利用する機会は減りそうですが、非常に楽しみではありますね。